皆様こんにちは。アトリエ研鑽豊田美術倶楽部です🎨🖌️

日頃より豊田美術俱楽部の運営にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。
皆様の温かいご支援のおかげで、画塾の運営は現在、大変順調に推移しています。

そんな中、今年も塾生たちの活躍を伝える、嬉しいお知らせが舞い込んできました✨
特に、小学生の部門での入選・入賞の知らせは、私たち指導者にとっても大きな喜びです。

「未来へつなごう！ふるさとの美土里子ども絵画展2025」

今回、特に目を引いたのは、「未来へつなごう！ふるさとの美土里子ども絵画展2025」での皆川拓仁君の作品です🖼️
見事、佳作賞に選ばれました！彼の作品からは、日本の里山が持つ豊かな生命力が感じられました。

作品の構図は、極めて普通の日本の田園風景が大部分を占め、その＂普通＂の中に、彼の鋭い観察眼が光ります🎨🖌️

近景には、たわわに実った黄金色の稲穂🌾と、そこに静かにとまるトンボ。
中景には、土の匂いを感じさせる赤いトラクターの存在感。
そして遠景には、穏やかな山なみが広がる。この情景だけでもとても美しいです✨

しかし、この絵をよく見ると、さらに細かい部分まで描き込まれていることがわかります。
稲穂の合間に隠れるバッタや小鳥、水面を滑るあめんぼう、そしてそれらを狙う蛙の姿も。
ただ風景を描くだけでなく、その場所で繰り広げられる「命の連鎖」を捉えようとした、非常に繊細で観察力に富んだ作品です。

子どもたちの絵は、私たちがつい見落としがちな、日常の美しさや生命の息吹を再認識させてくれるものだと言えるでしょう。

大切な原風景を次世代へ

皆川君の作品が描いたような、田んぼを中心とした日本の原風景は、私たちのアイデンティティの一部かもしれません。
この風景が未来永劫、失われることなく、次の世代にも大切に守り継がれていくことを、心から願うところです🍀

豊田美術倶楽部では、こうした子どもたちの純粋な感性を大切に育てながら、これからも美術を通じて、地域社会に貢献していく所存です。
彼らの今後の成長にも、ぜひご期待ください！


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