皆様こんにちは。アトリエ研鑽豊田美術倶楽部です🎨🖌️
豊田美術倶楽部の活動レポートをご覧いただきありがとうございます!
日頃の練習の成果を試すべく、当画塾の生徒たちは様々なコンクールに積極的に挑戦しています。
今回は、当塾きっての才能とも言える、鈴木惺也君の嬉しいニュースをお届けします✨
第18回こども絵画コンクール

【公益財団法人愛知教育・スポーツ振興財団主催】
「第18回こども絵画コンクール」にて高学年の部 佳作を受賞!
鈴木君が今回入賞したのは、伝統ある「第18回こども絵画コンクール」の高学年の部🖼️
見事、佳作の栄誉に輝きました✨彼の作品は、毎回、その題材への深い没入感と、それを表現しきる技術に目を見張るものがあります。
今回、彼が選んだ題名は「ゴール」。
この作品は、サッカーの試合において、FWが渾身の力を込めて振り抜いたシュートが、まさにネットを揺らしたその一瞬を描ききったもの。
絵画でありながら、観客の歓声や、ボールがネットに突き刺さる「ズドン」という音が聞こえてくるかのような、非常に動的な描写が印象的です🎨🖌️
特に秀逸なのは、ボールがネットに食い込んでいる部分の表現。勢いと衝撃が、筆致から伝わってくるようです。
丁寧な筆致と卓越した観察眼
彼の作品の素晴らしさは、躍動感だけにとどまりません。全体の筆致が極めて丁寧である点にも注目したいですね。
例えば、選手たちのユニフォームの細かなシワ。激しい動きによって生じる生地のたるみや張りまでもが、しっかりと描かれています。
また、高速で飛ぶボールの質感もリアルに表現されており、彼の対象への深い観察力がうかがえるでしょう✨
ただ、指導者として、今後のさらなるステップアップを期待するならば、ほんの少しの工夫で、もっと作品全体が引き締まったかもしれない、という点も伝えておきたいなと思います。
具体的には、ゴールキーパーのユニフォームの色が、芝生の色と同系色であったため、一瞬、背景に溶け込みそうになっている。
ここに色彩のコントラストをもうひと工夫加えていれば、画面全体の緊張感がさらに高まり、より完成度の高い、視覚的に訴える作品になった可能性を秘めていると感じました。
しかしながら、この作品は彼の描画技術と情熱を示す、間違いなく傑作の一つです🖼️
豊田美術倶楽部では、これからも生徒一人ひとりの個性と才能を伸ばす指導を心掛けてまいります。
鈴木君の今後のさらなる活躍に、ぜひご期待ください!
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