豊田中日文化センター油絵教室の皆さんに、
キャンバスの張り方のレクチャーをしました。

木枠F10号でやってみました。
作業はいたって簡単、予め木枠は組み立てておきます。

・四隅や長辺の中心部の両端の嵌め合わせ部分は裏表に気を付けて、木ハンマーで叩きながら組み立てる。

・組みあがったら指金や柱と床の直角を利用して歪んでいないか直角の確認。

・キャンバスは組み上がった木枠の廻りから4~5cmはみ出してカット

 

・木枠のF10と印字された裏側がキャンバスを張る面。
キャンバス表面(白塗)を床に置き木枠へ布をあて、均等な位置をさぐる。

・最初の釘を打つ部分を布を折り曲げて掴んで立たせ、掴んだ中心位置に釘を打つ。続いて真反対にも打つ。

・張り器で木枠をテコにキャンバスを張り釘を打つ(常に反対側に釘を打つ)。

※タイヤ交換の時のボルトを締める要領です。
釘の間隔は10cmほど、全周にしわが発生しないよう両側から張ります。

具合を見て張りを調節しながら打つのがミソ。
※よく雨降りの日が好適と言われるが、小型の号数では関係ありません。

 

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